「マンションを買うなら、何歳までなんだろう?」
マンション購入を考え始めると、ふと年齢のことが気になることがありませんか。
- 「38歳から住宅ローンを組んでも大丈夫?」
- 「40代になってからでは遅い?」
- 「もっと早くマンション購入を考えた方がよかったのかな」
実際に、
「もう38歳なんですが、今からマンションを買うのって遅いですか?」と聞かれたこともありました。
たしかに、
マンションを購入する年齢によって、住宅ローンを組める期間や、これからの資金計画は変わってきます。
でも、
「38歳だから遅い」「40歳までに買わなければいけない」と、年齢だけでマンションの買い時が、本当に決まるのでしょうか。
そこで、
この記事では、実際にマンションを購入している人の年齢や住宅ローンとの関係を見ながら、マンションは何歳までに購入すればいいのかについて一緒に考えていきます。
🎯 マンション購入は何歳まで?

マンション購入に「何歳まで」という正解はありません!大切なのは、年齢だけで買い時を決めるのではなく、これから住宅ローンを無理なく返していけるのか、そして10年後、20年後にどんな暮らしをしていたいのかを考えて、今購入するかどうかを決めることだと感じています。
📊 マンションを購入する年齢は何歳くらいが多い?
「マンションを買うなら、30代までなのかな?」
そう思っている方も、いらっしゃるかもしれません。
実際には何歳くらいでマンションを購入しているのでしょうか。
国土交通省の「令和6年度 住宅市場動向調査」によると、分譲集合住宅を購入した世帯主の平均年齢は44.1歳でした。
年代別に見ると、
- 30歳未満:6.5%
- 30代:36.4%
- 40代:29.6%
- 50代:10.9%
- 60歳以上:16.6%
となっています。
最も多いのは30代ですが、40代以降にマンションを購入している方も多くいらっしゃいます。
つまり、
「マンションは30代までに買うもの」というわけではありません。実際の購入者データを見ても、38歳や40歳という年齢だけを理由に、「もう遅い」と考える必要はないことが分かります。
一方で、
30代で購入する場合と40代、50代で購入する場合では、住宅ローンを返済できる期間や、これからの働き方など、考えておきたいことは少しずつ変わってきます。
🏠 年齢によってマンション購入の考え方はどう変わる?
20代で購入するのと、40代や50代で購入するのとでは、住宅ローンを返していける期間や、これからの暮らしは変わってきます。
では、それぞれの年代でどんなことを考えておけばいいのでしょうか。
🌱 20代|これから暮らしが変わる可能性も考えておく
一方で、
- これから転職するかもしれない。
- 結婚や転勤で住む場所が変わるかもしれない。
- 今は想像していない働き方をしているかもしれない。
今は自分に合っているマンションでも、数年後には住みたい場所や必要な広さが変わっていることも考えられます。
そのため、
20代では今の暮らしだけではなく、生活が変わったときに、そのマンションをどうするのかまで考えておきたいところです。
🌿 30代|今の暮らしだけでなく、この先も考えてみる
先ほどご紹介した国土交通省の調査でも、分譲集合住宅を購入した世帯主では30代が最も多くなっています。
この年代では、
- 今の年収なら、どのくらいの住宅費なら無理がないのか。
- これからも今の仕事を続けていきたいのか。
- 今後、収入やお金の使い方はどう変わりそうなのか。
といったことも、少しずつ考えられるようになってきます。
今の収入だけを見るのではなく、これからの働き方やお金の使い方まで考えてみると、自分に無理のないマンション購入が見えてきそうですね。
🌳 40代|住宅ローンを「何年で返すか」も考えておく
40代では、毎月の返済額だけではなく、住宅ローンを何歳まで返していくのかも考えておきたいところです。
- これから何年間働く予定なのか。
- 何歳まで住宅ローンを返すのか。
- 退職後まで返済が続く場合、その支払いをどう考えるのか。
物件価格だけではなく、住宅ローンを返し終える頃の自分まで想像しておくことが、40代ではより大切になってきます。
🏡 50代以降|購入後にどのくらいお金を残せるかも考える
そこで気をつけたいのが、
「頭金をたくさん入れれば安心」と単純に考えないことです。
頭金を増やせば住宅ローンの借入額は減らせますが、その分、手元に残るお金も少なくなります。
これからの生活費や老後資金まで考えると、マンション購入に自己資金をどこまで使うのかも考えておきたいところです。
そのため、
いくら借りるのかだけではなく、購入したあとに、手元にどのくらいのお金を残しておきたいのか。ここまで考えながら資金計画を立てていくことが大切です。
💰 年齢が上がると住宅ローンはどう変わる?
年齢による違いを考えるうえで、知っておきたいのが住宅ローンの返済期間です。
住宅ローンには、申込時の年齢だけではなく、「何歳までに返し終えるのか」という完済時年齢も関係しています。
たとえば、
住宅金融支援機構の【フラット35】では、借入期間の上限は「35年」と「80歳-申込時年齢」のいずれかの短い方とされています。
この条件で考えると、
- 25歳なら、最長35年
- 30歳なら、最長35年
- 35歳なら、最長35年
- 40歳なら、最長35年
- 45歳なら、最長35年
- 50歳なら、最長30年
- 55歳なら、最長25年
となります。
このように、年齢が上がったからといって、すぐに住宅ローンの返済期間が短くなるわけではありません。
【フラット35】の場合、45歳までは条件上、最長35年の住宅ローンを組むことができます。
たとえば、
38歳で35年ローンを組んだ場合、完済する頃には73歳です。
住宅ローンを考えるときは、「何年間借りられるのか」だけではなく、何歳まで返済を続けることになるのかも確認しておきたいところです。そして、「住宅ローンを借りられること」と「無理なく返していけること」は同じではありません。
⏳ 「もう少し待ってから買う」は本当に安心?
「まだ急いで買わなくてもいいかな。」
マンション購入を考えていると、ふとそう感じてしまうこともありますよね。
もちろん、
今すぐ購入する必要はありません。
- もう少し貯金してから考えたい
- 仕事や収入が落ち着いてから考えたい
- 住みたい場所が決まってから考えたい
このように、今は購入しないとしても、さまざまな理由がありますよね。
ただ、
「もう少し待つ」という選択をしている間も、住宅ローンを返し終える年齢は少しずつ変わっていきます。
先ほど見たように、38歳で35年ローンを組めば、完済する頃には73歳です。
3年後の41歳から35年ローンを組めば、完済する頃には76歳になります。
だからといって、
「少しでも早く買った方がいい」ということではありません。
ここで考えておきたいのは、何となく待つのか、それとも理由があって待つのかということです。
たとえば、
- 「あと2年で○○万円まで貯める」
- 「転職後、収入が安定してから考える」
など、待つ理由がはっきりしていれば、その時間にも意味があります。
「もう少し待とうかな」と思ったときは、何のために待つのか。そして、そのとき自分は何歳になり、住宅ローンを何歳まで返すことになるのか。一度ここまで考えてみてもいいのではないでしょうか。
📚 次に知っておきたいこと
💰 「今の年収なら、いくらのマンションを購入できる?」と思った方へ
マンションを購入する年齢について考えていくと、
- 「今の年収なら、いくらくらいのマンションを購入できるんだろう。」
- 「住宅ローンは組めそうだけど、無理なく返せる金額はいくら?」
ということも気になってくるのではないでしょうか。
マンション購入では、住宅ローンで「いくら借りられるか」だけではなく、購入後の生活や将来のお金まで考えて予算を決めることも大切です。
年収からマンション購入の予算を考えてみたい方は、こちらの記事でお話しています。

🏠 「今から買えるとしても、このまま賃貸ではダメ?」と思った方へ
「40代からでも遅くない」と分かっても、
- 「それなら、今マンションを購入した方がいいのかな。」
- 「このまま賃貸で暮らしていく選択でもいいのでは?」
と、今度は「マンションを購入するかどうか」で迷うこともありますよね。
そんなときは、賃貸と購入のどちらが得なのかだけではなく、これからの暮らしやお金、将来どんな選択肢を持っていたいのかを考えてみるのもいいと思います。
「このまま賃貸でいいのかな」と感じ始めた方は、こちらの記事で一緒に考えてみてください。

📖 「マンション購入って、何から始めればいい?」と思った方へ
年齢や住宅ローンについて調べ始めると、
- 「物件探しは何から始めればいい?」
- 「予算や住宅ローン、購入までの流れも知っておきたい。」
と、マンション購入そのものについて知りたいことも増えてくるのではないでしょうか。
マンション購入では、年齢だけではなく、予算、住宅ローン、エリア、物件選び、購入までの流れなど、考えておきたいことがいくつもあります。
マンション購入を考え始めたときに知っておきたいことを、まとめて確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。

🌈 さいごに|「何歳まで」より、これからの暮らしを考えてみる
「もっと早くマンション購入を考えておけばよかったかな。」
そう思っているのであれば、まずは今の自分にどんな選択肢があるのかを知るところから始めてみてください。
- 気になるマンションを探してみる。
- 住宅ローンについて調べてみる。
それだけでも、住まいについて考えるきっかけになると思います。
そして、
「自分の場合は、今購入した方がいいのかな?」と迷ったときは、一人で答えを出そうとしなくても大丈夫です。
まだ購入すると決めていない段階でも、もちろん構いません。
今マンションを購入するのか、もう少し待つのか。これからどんな暮らしをしていきたいのか。一緒に考えるところからお手伝いできればと思っています。
もし、自分だけでは決めきれなくなったときは、いつでもご相談ください。

