「内見が入ったら、部屋を完璧に片付けないといけない?」
売り出していたマンションに、初めて内見の申し込みが入った。
購入を検討している方がいるのはうれしいけれど、いざ内見を迎えるとなると、何を準備すればいいのでしょうか。
- 「部屋はどこまで掃除しておけばいい?」
- 「当日は家にいた方がいいの?それとも外出する?」
- 「購入希望者から質問されたら、自分で答えた方がいい?」
特に、
今も住んでいるマンションを売却する場合、普段の生活を続けながら内見の準備を進めることになります。
仕事の予定を調整したり、室内を片付けたり、貴重品や私物を整理したり。
でも、
内見で購入希望者が確認したいのは、部屋がどれだけきれいに片付いているか、ということなのでしょうか。
そこで、
この記事では、マンション売却で内見の申し込みが入ったときに、売主が何を準備し、当日はどのように対応すればよいのか、内見後に確認しておきたいことなど、一緒に考えていきましょう。
🎯 マンション売却で内見が入ったら何をする?

マンション売却で内見の申し込みが入ったら、購入希望者が室内の広さや状態、設備などを確認しやすいように掃除・片付けを行い、当日の立ち会いや質問への対応について不動産屋と事前に打ち合わせておきましょう。部屋を完璧に片付けることよりも、購入希望者が住戸を落ち着いて確認できる状態を整え、貴重品や私物を整理し、設備の不具合や不動産屋に伝えたいことを共有しておくことが、内見を迎える売主にとって必要な準備と言えます。
🏠 マンション売却で内見の申し込みが入ったら、まず何を確認する?
👤 内見当日は、売主も立ち会う必要がある?
マンション売却の内見では、売主が必ず立ち会う必要はありません。
居住中のマンションでは、売主が在宅して購入希望者を迎える方法もあれば、外出して不動産屋に案内を任せる方法もあります。
まずは、当日の案内方法について、不動産屋と次のことを確認しておきましょう。
- 売主が立ち会う場合: 不動産屋に室内の案内を任せ、必要に応じて購入希望者からの質問に答える。
- 売主が不在の場合: 不動産屋に案内を任せられるか、鍵の管理や室内への立ち入り方法を確認する。
- 空室の場合: 鍵の管理や案内方法を決めておけば、売主が毎回現地へ行かずに対応できる。
居住中の場合は、貴重品や私物の管理、購入希望者に見せる範囲についても、事前に不動産屋と相談しておくとよいでしょう。売主が立ち会うかどうかは、購入希望者が落ち着いて住戸を確認できることと、売主自身の生活や予定を踏まえて、不動産屋と相談してみてください。
📅 内見の日時や所要時間は、不動産屋とどう調整する?
当日の案内方法が決まったら、内見の日時や所要時間を確認しましょう。
例えば、
土曜日の14時に内見を希望された場合、売主が立ち会う予定であれば、仕事や外出の予定、室内の準備に必要な時間を考えて調整します。
希望された日時に対応できない場合は、別の日時を不動産屋に相談してみてください。
また、売主が不在でも案内できる場合は、室内の準備に必要な時間や家族の予定も踏まえて、不動産屋と内見日時を調整しましょう。
日時を決める際には、次のことも確認してみてください。
- 内見の日時: 売主の立ち会いや室内の準備が必要な場合、無理なく対応できるか。
- 内見の所要時間: 何分程度を予定しているのか。
- 見学する人数: 購入希望者は何人で来る予定なのか。
- 当日の案内: 不動産屋の担当者が何時ごろ到着し、どのような流れで案内するのか。
購入希望者が室内をじっくり見たり、質問をしたりすると、予定より時間がかかる場合もあります。売主が立ち会う場合は、内見後の予定も踏まえて、不動産屋と案内時間を調整しておきましょう。
🧹 マンション売却の内見前に、売主はどこまで掃除・片付けをする?
🚪 玄関・リビング・水回りは、どこまで掃除しておく?
内見前は、購入希望者が室内の広さや設備の状態を確認しやすいように、普段より少し丁寧に掃除・片付けをしておきましょう。
- 玄関: 靴や傘を整理し、出入りしやすくする。
- リビング・居室: 床に置いた荷物を片付け、部屋全体を見渡せるようにする。
- キッチン: 食器を片付け、シンクやコンロ周りを掃除する。
- 洗面所・浴室・トイレ: 水垢や髪の毛など、目につく汚れを落とす。
モデルルームのように整える必要はありません。購入希望者が室内を見て回りやすい状態を目指しましょう。
🧺 収納の中や生活用品は、どこまで片付ける?
クローゼットやキッチンの収納は、購入希望者が広さや使い勝手を確認したい場所です。
中身を空にする必要はありませんが、扉を開けたときに奥行きや棚の位置が分かるよう、物を整理しておきましょう。
普段使っている衣類や日用品まで、すべて隠す必要はありません。
🔐 貴重品や個人情報が分かるものは、どうしておく?
内見前には、現金や貴金属、通帳などの貴重品を安全な場所に保管しましょう。
郵便物や仕事の書類など、個人情報が分かるものも片付けておきます。
購入希望者に開けてほしくない収納がある場合は、内見前に不動産屋へ伝え、案内する範囲を相談しておきましょう。
💡 照明や換気は、内見前に何をしておく?
- 照明: カーテンを開けて自然光を取り入れ、暗い場所は必要に応じて照明をつける。
- 換気: 調理やペットなどのにおいが気になる場合は、事前に窓を開けて空気を入れ替える。
- 室温: 暑い日や寒い日は、購入希望者が落ち着いて見学できるように調整する。
内見が始まる前に、購入希望者が室内を落ち着いて見学できる状態になっているか、確認しておきましょう。
👤 マンション売却の内見当日、売主はどう対応すればいい?
🏠 売主が立ち会う場合、内見中はどう過ごせばいい?
室内の案内は不動産屋に任せ、売主は購入希望者が自分のペースで見学できるようにしましょう。
- 案内中: 購入希望者について回らず、少し離れた場所で待つ。
- 質問への対応: 声をかけられたら、分かる範囲で答える。
💬 購入希望者から質問されたら、売主が答えた方がいい?
実際に住んでいる売主だからこそ、答えられる質問もあります。
- 日当たり: 朝や夕方、室内にどのように日が入るか。
- 騒音: 窓を開けたときや夜間に、どのような音が聞こえるか。
- 設備: 普段使っていて、不具合や気になる点はないか。
- 周辺環境: よく利用するスーパーや駅までの道の様子。
質問には、実際に分かっている範囲で答えましょう。分からないことや、売却価格・引き渡し時期などの取引条件については、不動産屋に確認してもらってください。
🔧 設備の不具合や気になることは、いつ伝える?
エアコンの効きが悪い、浴室の換気扇から音がするなど、普段使っていて気づいている不具合は、内見前に不動産屋へ伝えておきましょう。
購入希望者から質問された場合も、分かっている範囲で現在の状態を伝えてください。
修理するかどうかや、どのような状態で引き渡すかについては、その場で約束せず、不動産屋と確認してから回答しましょう。
📝 マンション売却の内見が終わったら、売主は何を確認する?
💬 購入希望者の反応は、不動産屋に確認した方がいい?
内見が終わったら、購入希望者からどのような質問や希望があったのか、不動産屋に確認してみましょう。
- 質問されたこと: 室内の広さや収納、設備などについて、どのような質問があったか。
- 追加の希望: 再内見や資料の提供を希望しているか。
- 今後の連絡: 購入希望者から返事がある場合、いつごろ連絡をもらえる予定か。
内見中に購入希望者があまり感想を話さなくても、それだけで購入する意思がないとは判断できません。
その場の反応だけで考え込まず、不動産屋から確認事項や連絡があったときに対応できるようにしておきましょう。
🔎 次の内見に向けて、準備を変えた方がいい?
内見後に不動産屋から気になった点を共有されたら、次の内見までに対応できることがないか確認してみましょう。
収納の広さが分かりにくかったのであれば荷物を整理する、室内が暗かったのであれば照明を確認する、といった準備です。
購入希望者の反応に合わせて、毎回部屋を大きく変える必要はありません。次の内見で住戸を確認しやすくするために、できることがあれば整えておきましょう。
📚 次に知っておきたいこと
🏠 「内見が入ったけれど、このまま売却を進めていいのかな?」
内見の申し込みが入ると、売却が少しずつ現実味を帯びてきますよね。
その一方で、
- 「購入申込が入ったら、そのまま売ると決めていいのかな?」
- 「今の住まいを売ったあとの暮らしも、もう一度考えておきたい」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
売却を進めるか迷ったときは、売る・貸す・持ち続ける、それぞれの選択肢を紹介したこちらの記事をご覧ください。

💰 「そもそも、今の売出価格はどうやって決めたんだっけ?」
内見の申し込みが入ると、購入希望者が今の売出価格をどう見ているのか、気になりますよね。
売出価格を考えるときは、同じマンションの成約事例や、現在売り出されている住戸との比較が判断材料になります。
- 「査定額と売出価格は、どう違うの?」
- 「同じマンションのほかの住戸と比べて、今の価格をどう考えればいい?」
最初の売出価格を決めるときの考え方を振り返りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

🤝 「内見の対応を任せる不動産屋とは、何を確認しておけばいい?」
内見の日時調整や当日の案内、購入希望者からの質問への対応まで、不動産屋に任せる場面は多いですよね。
実際に内見が入ると、
- 「購入希望者には、うちのマンションのどんなところを伝えてくれているんだろう?」
- 「内見後の反応を聞いたあと、次にどう進めるつもりなんだろう?」
内見でどんな説明をしてくれたのか、購入希望者はどんな反応だったのか。内見が終わったら、不動産屋に聞いておきたいですよね。
内見後の報告を聞いて、「この不動産屋に、このまま売却を任せていいのかな」と思ったときは、こちらの記事をご覧ください。

🌈 さいごに
内見の申し込みが入ると、「少しでも良い印象を持ってもらいたい」と思いますよね。
部屋をきれいにしておきたいし、購入希望者から質問されたら、きちんと答えたい。そう考えるのは自然なことだと思います。
でも、売主がすべてを準備して、当日の案内まで頑張る必要はありません。
あなたが準備するのは、購入希望者が室内を見やすい状態に整えること。物件の説明や質問への対応は、不動産屋と事前に役割を決めておきましょう。
内見が終わったら、購入希望者がどこに関心を持ち、何を気にしていたのか、不動産屋に聞いてみてください。その反応を知ることで、次の内見に向けて何を準備すればいいのかも見えてきます。
内見の申し込みが入ったら、一人ですべてを抱え込まず、不動産屋と相談しながら、購入希望者を迎える準備を進めてみてくださいね。

